その痛み自宅で治ります!ゴルフ肘改善のための自宅エクササイズ

目次

ゴルフ肘の痛みについて

ゴルフ肘 症状

ゴルフ肘、医学的には「外側上顆炎」や「テニス肘」とも呼ばれるこの疾患は、肘の外側の痛みを引き起こす一般的な問題です。

主に肘の関節を構成する筋肉や腱が過度のストレスにより炎症を起こし、激しい痛みを伴うことが特徴的です。

症状の説明

具体的な症状としては次のようなものが挙げられます。

  1. 肘の外側部分での強い痛みや不快感
  2. 握力の低下
  3. 手や指への痛みの放散
  4. 特定の動作、特に握る動作や手首の回転時に痛みが増す

ゴルフ肘になる原因とは?

ゴルフ肘 原因

ゴルフ肘はその名前から分かる通り、ゴルフプレイヤーによく見られる病態ですが、ゴルフ以外の活動でも発生します。要因としては以下のようなものがあります。

1.過度のストレスや繰り返しの運動

特定の動作を繰り返すことで肘周辺の筋肉や腱に過度のストレスがかかります。これが炎症を引き起こし、最終的にゴルフ肘へと繋がります。

例えば、ゴルフのスイング、テニスのバックハンド、日常生活での重い物の持ち上げなどが該当します。

2. 不適切なフォームや技術

スポーツや物を持つ動作において、不適切なフォームや技術を用いると、筋肉や腱に余計なストレスがかかる可能性があります。これも繰り返されると炎症を引き起こし、ゴルフ肘に繋がる可能性があります。

理解と予防のためにも、自身の日常生活や運動習慣を見直し、適切な動作やストレスの管理を心掛けることが重要です。これらの要素を認識し、適切に対策をとることで、ゴルフ肘の痛みを軽減し、その発生を未然に防ぐことが可能となります。

自宅でできる予防方法

自宅でできる

ゴルフ肘は一度発症すると完全に治療するのが難しい疾患ですが、日常生活における適切な予防法を実践することで、その発生リスクを大幅に減らすことが可能です。

日常生活での予防法と注意点は?

以下に、ゴルフ肘予防に役立つ日常生活での注意点をいくつか挙げます。

ストレッチングと筋力トレーニング

適度な筋肉の柔軟性と力強さは、肘周囲の筋肉や腱への不必要なストレスを軽減します。

特に、腕、肩、腕を中心にしたストレッチングと筋力トレーニングを日常的に行うことをお勧めします。

適切な動作技術

物を持ち上げる、投げる、またはスイングするなどの動作時には、肘への負担を最小限に抑える適切な技術を使用することが重要です。

例えば、ゴルフのスイングでは、力を肘に集中させずに全身を使って行うと良いでしょう。

休息時間の確保

高い強度での繰り返し動作は肘への過度なストレスを引き起こす可能性があります。十分な休息時間を取ることで、筋肉や腱に回復の時間を与え、炎症のリスクを軽減できます。

冷却

炎症や腫れがある場合は、冷却パッドやアイシングを使用することで痛みや炎症を和らげることができます。

これらの予防法がゴルフ肘の改善に役立つ理由は、それらがすべて肘周囲の筋肉や腱への過度なストレスを軽減するためです。

これらの筋肉や腱が炎症を起こし、それが慢性的になるとゴルフ肘が発症します。

改善> 自宅エクササイズ3選!

エクササイズ

ゴルフ肘は、しっかりとしたエクササイズの実践により痛みを緩和し、機能の改善を目指すことができます。

以下に、ゴルフ肘改善のための具体的なエクササイズルーチンとその目的を紹介します。

エクササイズ1: リストカール

リストカールは、腕の筋肉を強化し、ゴルフ肘による痛みを軽減するのに有効なエクササイズです。

方法:
椅子に座り、腕を膝に置きます。手にダンベルを持ち、ゆっくりとリストを上下に動かします。各セットは10回行い、1日3セット行うことをお勧めします。

エクササイズ2: ストレッチ

ストレッチは、肘周辺の筋肉を伸ばし、柔軟性を高めるのに役立ちます。

  • 手首のストレッチ:
    まっすぐに立ち、腕を伸ばして前方に掲げます。もう一方の手で掲げた手首を引っ張り、手のひらを自分に向けます。この状態で15-30秒間キープし、反対の手も同様に行います。
  • 手のひらのストレッチ:
    まっすぐに立ち、腕を伸ばして前方に掲げます。手のひらを上に向けたまま、他の手で指先を引っ張ります。15-30秒間キープし、反対の手も同様に行います。
  • 前腕のストレッチ:
    まっすぐに立ち、片手を前方に伸ばします。もう一方の手で掌を下からつかみ、手首を上に向けながら引っ張ります。15-30秒間キープし、反対の手も同様に行います。

エクササイズ3: 筋力トレーニング

筋力トレーニングは、肘の筋肉を強化し、ゴルフ肘からくる痛みを軽減するのに役立ちます。

方法:
2~3ポンドのダンベルを使い、肘を90度に曲げ、手首を上下に動かします。各セットは10回行い、1日3セット行うことをお勧めします。

これらのエクササイズが特に有効な理由は、ゴルフ肘は肘周囲の筋肉や腱の炎症が主な原因であり、
これらのエクササイズにより筋肉や腱を強化し、柔軟性を高めることができるからです。

また、筋力トレーニングやリストカールによる筋肉の強化は、肘への負担を分散させ、再発のリスクを減らすのにも有効です。

当院にぜひお任せください

専門家

日々の生活習慣やエクササイズすることでゴルフ肘の痛みの緩和や予防になります!

エクササイズや生活習慣の改善をしても症状がつらい時は、是非一度当院にご相談ください。
それぞれのお悩みに合った治療法・施術のご提案をさせて頂きます。

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