ギタリストは腰痛になりやすい?楽器演奏が引き起こす腰痛の原因と対策

みなさん楽器は演奏しますか?

ギタリストは長時間の演奏や練習、座っている姿勢や足を組む姿勢が原因で腰に負担がかかり腰痛になりやすいんです。他にもバイオリンやピアノ演奏者にも腰痛持ちの方は多いのです。

今回は楽器演奏によって起こる腰痛の原因とその対策についてご紹介していきます!
趣味でお仕事や趣味・部活動で楽器演奏される方必見です!!

この記事でわかること
・腰痛になる原因
・腰痛対策
・接骨院でできる腰痛対策
・まとめ

目次

腰痛になる原因

不適切な姿勢

楽器を演奏する際の姿勢が適切でない場合、腰に負担がかかりやすくなってしまいます。
例えばギターを弾く際、多くの人が前屈みになり猫背になりますよね。こういう姿勢で長時間演奏し続けると腰痛の原因になります。

演奏中の背中が丸まっていた反ったりと不適切な姿勢だと筋肉や靭帯に負担を与えてしまい腰痛になりやすいのです。
不適切な姿勢は血行不良や筋肉の緊張を引き起こし腰痛を慢性化させてしまう恐れがあります。

長時間の演奏

長時間演奏をし続けるということは、長時間同じ体勢でいるということ。
それだけでも疲労が蓄積し、腰の筋肉や関節などに負担が生じてしまいます。

特に椅子に座っての長時間の楽器演奏は姿勢が崩れやすく猫背や骨盤の歪みが腰痛を誘発します。
立って演奏する場合でも片足に重心をかけてしまったり、片側に楽器を支える姿勢が続いてしまうと腰に過剰な負担がかかってしまいます。

適度に休憩をとりながら楽器演奏を楽しみましょう!

楽器の持ち方や位置

ギターやバイオリンなど、片側に重心が偏る楽器は左右バランスを崩しやすく、それが腰痛の原因になってしまいます。
ギターの場合は楽器を座って演奏する際に足を組む演奏者がいるのですがお尻から太ももにかけて神経がびっしり詰まっているので重さで圧迫されてしびれ・腰痛の原因を作ってしまうようです。

楽器を構える際に左右非対称になったり、楽器を支える際に手や膝に力が偏ってしまうと腰部の筋肉が負担を感じ腰痛の原因となってしまうようです。

腰痛の対策

筋トレ

筋肉をつけることで腰へのダメージを減らすことが出来ます。
楽器演奏は動きが少ないように見えて、実は身体全体を使っています。筋トレといってもダンベルを持ったりするわけではなく主に『体幹トレーニング』で鍛えていきましょう!

やってみよう!
1.プランク:腕立て伏せの状態で前腕を床につけ、身体を一直線に保ち30秒~1分キープ。
2.サイドプランク:横向きになり前腕で身体を一直線に保つ。片方ずつ30秒キープ。

ストレッチ

ギターや楽器を持つ前に首・肩、足腰などをストレッチでほぐすことが大切です。
痛みを感じるほどの伸ばさず、気持ちいいと感じる範囲でゆっくり数回伸ばしていきましょう。


演奏したまま、身体があまり動かない状態が続くと次第に身体は固くなっていきますので楽器演奏時は可能な限り1時間に1回は楽器を離し、屈伸したり背中を軽く動かしたりするなどして身体をリフレッシュさせましょう!

やってみよう!
1.膝を抱える:仰向けで両膝を抱え込み、腰を軽く丸める。
2.チャイルドポーズ:正座の状態から腕を前に伸ばし、上体を倒す。

腰の負担を抑える姿勢

足腰を揃えた姿勢で立ったり座ったりしましょう。
譜面などを見る場合は、下方に置かずに首や背中を曲げない高さまであげます。
上体がリラックスした状態で楽器を構えると背中の負担がへり腰痛予防にもつながります。
左右の手が自由になるよう、支持具で楽器を安定させると手や肩が動きやすくなるので腰や肩に負担がなくなります。

背中や首が緊張しないように、手や腕が動きやすい状態で楽器を持つことがポイントです。

接骨院でできる腰痛対策

手技療法

手技療法は文字通り手を使って筋肉や関節を直接操作し、痛みや緊張を和らげる治療法です。腰痛の場合筋肉のこわばりや硬直が原因で痛みが生じることが多いため、手技療法はその筋肉をほぐすことに重点をおきます。

具体的には指圧や揉みほぐし・軽い叩打などの手技を使って筋肉の緊張を緩め、血行を促進します
これにより血管の循環が改善され疲労物質の排出が促進されるため、痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。

電気療法

電気療法は腰痛治療において広く用いられる方法で、低周波や中周波などの電気刺激を筋肉や神経に与えることで痛みを軽減したり、筋肉の緊張を緩和したりする療法です。
主に使用される装置としては低周波治療器や干渉波治療器があります。

低周波治療では微弱な電流を皮膚を通して筋肉に流し、神経の刺激を抑制しながら血流を改善します。
干渉波治療は異なる周波数の電流を交差させて深部の筋肉を刺激しより広範囲に効果を与えることができます。

これにより痛みの緩和・筋肉の回復促進が期待できます。
副作用が少なく、リラックス効果も期待できるため慢性的な腰痛から急性てきな腰痛まで治療が出来ます。
もちろん施術時には症状に応じた電流の強さなどプロがしっかり設定してくれるので安心して施術することができます。

姿勢指導と運動療法

姿勢指導と運動療法は腰痛の予防や改善においてとても大切な役割があります。
正しい姿勢、身体の使い方を習得し腰への負担を軽減することができます。
姿勢指導では立ち姿勢や座り姿勢、重い楽器を持つときの動作方法などを丁寧にお伝えします。

例えば、骨盤を適切に立てた姿勢や腰をひねらずに膝を曲げて荷物を持つ動作の指導などを行うことができます。
運動療法では腰回りの筋肉を強化し、柔軟性を高めるトレーニングやストレッチを行います。具体的には、腹筋や背筋を鍛える運動、ハムストリングや腰部のストレッチが効果的です。これらの運動により体幹の安定性が向上し、腰痛の再発・防止に役立ちます。

温熱療法

温熱療法は患部を温めることで血行を良くし、筋肉の緊張をほぐす治療法です。
温めることによって筋肉や関節周辺の血液循環が向上し、痛みを引き起こす物質の排出が促進されるため治癒力を高める効果があります。


具体的には温熱パッドを使用する方法・超音波温熱治療。簡易的なものだとホットタオルを利用したアプローチ方法があります。慢性的な腰痛や筋肉の張りが強い場合に効果的です。
更に温熱治療はリラックス効果もあるため精神的な緊張を和らげる効果も期待できます。

慢性的な腰痛ではなく急性的なものだと炎症がある場合は温熱療法は逆効果になる場合があります。

まとめ

楽器演奏者の悩みの『腰痛』。今回はこの腰痛の原因と対策についてご紹介しました。
普段の演奏の姿勢や楽器の持ち方、練習時間など様々なところに腰痛の原因があることがわかります。そのまま続けてしまうと慢性的な腰痛になってしまい治りにくくなる恐れも・・


筋トレやストレッチを日常的に行い、適度に休憩時間を設けるだけでも腰痛予防にはなります。
さらに専門の施術や指導を受けることで、今後の楽器演奏がより楽しくなること間違いなしです!ご自宅で温熱療法など行う際には、火傷のリスクもあるため温度に注意しながら行ってみてください。発汗が促進されるので脱水症状にならないよう、水分補給も忘れずに行いましょう。
ぜひ参考にして音楽ライフを楽しんでくださいね!

当院へ是非お越し下さい

最後に、長原環七通り接骨院では皆さまの健康をサポートするため、肩こり、骨盤矯正、腰痛などに関する相談や治療を行っています。

身体の不調でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください!

今回の記事はこれで以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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