鬱や精神疾患にも鍼灸は効果がある?薬だけに頼らないケアをご紹介

気分が晴れない日が続いて夜になっても眠れない。薬は飲んでいるのに、なぜか心も体も重いまま……。

そんな状態に、『このまま薬だけに頼っていて本当に大丈夫かな』と不安を感じたことはありませんか。
副作用が気になるし、できれば薬以外のケアも試してみたい。
そう考える方が、いま少しずつ増えています。

そこで注目されているのが、鍼灸なんです。
近年、鍼灸が自律神経や脳内物質に与える影響についての研究が進み、気分の落ち込みや不眠といった症状をやわらげる可能性が見えてきました。

では、なぜ鍼灸が心の不調に役立つと考えられているのでしょうか。
この記事では、その理由をわかりやすく解説するとともに、後悔しないための鍼灸院・鍼灸師の選び方までお伝えします。
薬を否定するのではなく、上手に付き合いながら心と体を整えるヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること
・鍼灸が心の不調に役立つと考えられている3つの理由
・どんな症状に効果が期待できる?
・鍼灸院選びのポイント
・まとめ

目次

鍼灸が心の不調に役立つと考えられている3つの理由

鍼灸は、痛む場所だけを治療するものではありません。
体の中のさまざまなしくみに働きかけ、心と体の両方を整えていくことで、心の不調にも役立つのではないかと考えられています。ここでは、その理由を3つに分けて説明していきます。

自律神経の切りかえスイッチを整える

自律神経は、心臓の動きや呼吸、体温などを、自分で意識しなくても調整してくれる神経です。
車にたとえると、アクセルの役目をする『交感神経』とブレーキの役目をする『副交感神経』の2つがあり、この2つがバランスよく切りかわることで、私たちは元気に活動してぐっすり眠ることができます。

ところが、強いストレスが続くとアクセルが踏みっぱなしの状態になってしまいブレーキがきかなくなります。
その結果として眠れない、動悸がする・めまいがする、体がだるいといった不調があらわれやすくなります。

鍼灸では、ツボへの刺激によって副交感神経(ブレーキ役)の働きを高め、体をリラックスした状態へ導くことが期待されています。
体の緊張がゆるむことで、心も落ち着きやすくなると考えられています。

気持ちを支える脳内物質の働きに関わる

脳の中では、神経伝達物質という『情報を運んでくれる物質』が、神経から神経へ気持ちや感情のメッセージを届けています。
なかでも『セロトニン』は、気分を安定させ、心を落ち着かせる大切な役割をもつ物質です。
うつ病などでは、このセロトニンのはたらきが弱まっていると考えられています。

鍼灸の刺激が皮膚や筋肉から神経を通じて脳に伝わり、血のめぐり(血流)や、セロトニンなどの脳内物質のはたらきに影響を与える可能性が、研究で調べられています。

ただし、まだ研究の途中の部分も多く、『必ず効く』と言い切れる段階ではありません。
だからこそ、医師の治療とあわせて、無理のない範囲で取り入れることが大切です。

東洋医学の心身一如で、心と体を丸ごと診る

東洋医学には、『心身一如(しんしんいちにょ)』という考え方があります。
心と体は別々のものではなく、ひとつにつながっているという意味です。

たとえば、緊張するとお腹が痛くなったり、悩み事があると肩がこったりする経験はありませんか?
東洋医学では、ストレスや悩みが『気(体を動かすエネルギー)』や『血(体をめぐる栄養)』の流れをとどこおらせ、体の不調としてあらわれると考えます。

そこで鍼灸では、全身のツボを刺激して気血のめぐりを整え、体全体のバランスを取りもどすことを目指します。体のつらさがやわらぐことで、気持ちにも余裕が生まれやすくなります。
これが、心の不調にも鍼灸が役立つと考えられている理由のひとつです。

どんな症状に効果が期待できる?

鍼灸は、心の病気そのものを治すというよりも心の不調にともなってあらわれるつらい症状をやわらげるサポート役として考えられています。ここでは、とくに相談の多い3つの症状を紹介します。

うつ病にともなう気分の落ち込みや不眠

うつ病では、気持ちがしずむ・やる気が出ない、寝つけない、夜中に目が覚める、食欲がわかないといった症状が長く続きます。
朝起きるのがつらい、好きだったことを楽しめないなど、毎日の暮らしにも影響が出ます。

鍼灸は自律神経をととのえて体の緊張をゆるめることで、こうした症状の軽減を目指します。
ただし、医師の治療に置きかわるものではなく、あくまで補助的なケアです。薬物療法とあわせて受ける場合は、必ず主治医に伝えましょう。

パニック障害や不安症による動悸・息苦しさ

パニック障害や不安症では、危険がない場面でも交感神経がはたらきすぎて、急な動悸や息苦しさ、めまい、過呼吸などが起こることがあります。
発作がおさまったあとも、『また起こるかも』という予期不安から、外出をさけてしまう方も少なくありません。

鍼灸でリラックス担当の副交感神経を働かせて体のこわばりをほぐすことで、不安をやわらげる助けになると期待されています。
定期的に通い、体が休まる感覚を覚えていくことも安心につながると考えられています。

検査で異常がない頭痛・だるさなどの身体症状

ストレスなどが原因で、検査では異常が見つからないのに、頭痛、耳鳴り、だるさ、胃腸の不調が続くことがあります。
こうした症状は『不定愁訴(ふていしゅうそ)』と呼ばれ、異常なしと言われても、本人のつらさは確かにあります。
東洋医学では、『気(エネルギー)』『血(栄養を運ぶ血液)』『水(体をうるおす水分)』のめぐりが乱れた状態ととらえます。
鍼灸で全身のバランスをととのえ、滞りをほぐすことで、つらさの軽減をめざします。

統合失調症など、鍼灸だけでの対応が難しい病気もあります。その場合も、医師の治療を土台にしながら、不眠やだるさといった周辺の症状をやわらげる目的で、鍼灸が取り入れられることがあります。

つらさの感じ方には個人差があります。気になる症状があるときは、まず医療機関に相談し、そのうえで鍼灸を検討することが大切です。

鍼灸院選びのポイント

心の不調で鍼灸院を選ぶときは、肩こりや腰痛の治療院を選ぶときとは少し違った見方が必要です。
心はとてもデリケートなので専門的な知識と経験、そして寄りそう姿勢が欠かせません。安心して通える鍼灸院を見つけるための3つのポイントを紹介します。

心の不調についての知識があるか

うつ病やパニック障害などの特徴や、飲んでいる薬の種類・はたらきを理解している鍼灸師なら、体の状態を見ながら、安全に施術を進めやすくなります。
公式サイトに『メンタルケア』『心療鍼灸』などの記載があるか、研修会への参加や関連学会への所属があるかをチェックしてみましょう。

話を丁寧に聞いてくれるか

心が疲れているときは、施術そのものだけでなく、『辛さをわかってもらえた』という安心感も大きな支えになります。
初回にしっかり時間をとり、症状だけでなく生活リズムやストレスの原因、これまでの経過まで聞いてくれるかを確認しましょう。ほかの人に話を聞かれにくい個室かどうかも、大切なポイントです。

医師との連携を大切にしているか

鍼灸は、精神科や心療内科の治療を支える役目です。
主治医の方針を尊重し、必要に応じて情報を共有してくれる姿勢があるかを見きわめましょう。

また、鍼灸では対応できない状態だと判断したときに、すぐ医療機関の受診をすすめてくれる鍼灸師なら、より安心です。

まとめ

鍼灸は、うつ病などの心の不調を『治す』ものではなく、つらい症状をやわらげて心と体を整えるサポート役です。
効果の感じ方には個人差があります。

鍼灸が精神疾患に役立つと言われている理由
・自律神経のスイッチを整え、体の緊張をゆるめる
・セロトニンなど脳内物質のはたらきに関わる可能性がある
・東洋医学の「心身一如」で、心と体を丸ごと整える

うつ病にともなう気分の落ち込みや不眠・パニック障害や不安症による動悸・息苦しさ、検査で異常が見つからない頭痛やだるさ(不定愁訴)など、心の不調にともなうつらい症状をやわらげる目的で、鍼灸が取り入れられています。

鍼灸院選びのポイント
①心の不調への知識があるか
②話を丁寧に聞いてくれるか
③医師との連携を大切にしているか

鍼灸は、薬物療法や医師の治療に置きかわるものではありません。
薬を自己判断で減らしたりやめたりせず、主治医に相談しながら、無理のない形で取り入れましょう。

心の不調は、ひとりで抱えこまず、早めに医療機関や専門家に相談することが大切です。薬だけに頼らないケアの一つとして、あなたに合った鍼灸院を見つけることが、心と体が楽になる第一歩になるはずです。
※当院の鍼灸施術は必ずお電話でのご予約をお願いしております。

当院へぜひお越しください

身体の不調は当院にお任せください!

最後に、長原環七通り接骨院ではリフトアップを目的とした鍼灸施術の他にも皆さまの健康をサポートするため、肩こり、骨盤矯正、腰痛などに関する相談や施術を行っています。
まずはご相談いただき当院の施術をお試しください。

今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
LINEから簡単にご予約いただけますので、ぜひ一度ご連絡ください。

ホットペッパーでは全身矯正・肩甲骨剥がしなどのお得なクーポン配布中です。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。

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