その腰痛・背痛 ヘルニアかも!? ヘルニアの見分け方をご紹介します!!

ヘルニアの可能性
目次

腰痛・背痛の原因とその可能性

ヘルニア原因

日々の生活を送る中で、我々は多くの身体的な負担を経験します。特に「腰痛・背痛」は、多くの人々が悩まされる一般的な問題で、その原因は非常に多岐にわたります。

私たちが日常的に感じる腰痛・背痛の全てがヘルニアによるものではありませんが、特定の症状や持続的な痛みがある場合、ヘルニアの可能性を視野に入れることは重要です。

本ブログでは、ヘルニアが腰痛・背痛の原因となるメカニズムと、その典型的な症状について詳しく解説します。

ヘルニアとは何か解説します!!

ヘルニア 解説

まず、「ヘルニア」とは具体的に何を指すのでしょうか?

ヘルニアとは、脊椎間に存在するディスク(椎間板)が、その正常な位置から外れ、隣接する神経に圧迫を与える状態を指します。椎間板は通常、脊椎骨同士の衝撃を吸収し、脊椎の柔軟性を保つ役割を果たしています。


しかし、老化や負荷、怪我などによって椎間板が痛んだり、突出したりすると、それが隣接する神経を圧迫し、痛みや神経症状を引き起こすことがあります。

ヘルニアの一般的な症状

このヘルニアが引き起こす背痛は、その発症部位や圧迫される神経の走行により、その性質が大きく異なります。一般的には以下のような症状が見られます。

  1. 局所的な痛み

    ヘルニアが存在する領域に特異的な痛みが見られます。ヘルニアの位置により、首、背中、腰など痛みの部位が変わります。
  2. 放散痛

    痛みが脊椎から放散し、腰から足へ、あるいは首から腕へと広がることがあります。

    これは神経が圧迫されることにより、その神経が支配する領域に痛みが広がるためです。
  3. 動作依存性の痛み

    立つ、座る、重いものを持ち上げる、咳をするなどの特定の動作や体位で痛みが増すことがあります。

    これは、これらの動作で脊椎や椎間板に負荷がかかり、ヘルニアによる神経の圧迫が増大するからです。

これらの症状があれば、ヘルニアの可能性が考えられます。しかし、必ずしもこれらの症状があるからといって、ヘルニアであるとは限りません。

腰痛・背痛が慢性化し、日常生活に影響を及ぼす場合には、専門的な診断を受けることをおすすめします。

ヘルニアが悪化したら? 悲劇の腰痛・背痛へ

悲劇 ヘルニア

ヘルニアの症状は様々で、初期段階では軽度の痛みや不快感でしかないかもしれません。

しかし、この症状を放置し、ヘルニアが悪化すると、次第に重度の痛みを引き起こすだけでなく、身体の機能に深刻な影響を与えることがあります。

この重大性を理解し、早期に適切な治療を受けることが、悲劇を防ぐための重要な一歩となります。

悪化したヘルニアが引き起こす可能性のある症状は以下の通りです。

  1. 慢性的な痛み
    ヘルニアが進行すると、局所的な痛みや放散痛が常時存在するようになり、日常生活が困難になることがあります。
  2. 神経障害
    ヘルニアによって神経が長期間圧迫されると、感覚異常、運動障害、さらには麻痺を引き起こす可能性があります。これは、神経が支配する部位の感覚や動きを失うことを意味します。
  3. 排尿・排便障害
    特に腰部のヘルニアが進行すると、神経の圧迫により膀胱や直腸の制御が難しくなることがあります。これは、「尿が止まらない」「排便がコントロールできない」といった症状として現れます。

これらの症状は、ヘルニアが急速に進行し、神経が深刻に圧迫されると発生します。
これらの症状が見られた場合、すぐに専門的な医療機関に連絡し、治療を受けることが必要です。

ヘルニアの恐怖は、悪化すればするほど、その影響が身体的機能に及び、日常生活に大きな障害を引き起こすことにあります。ヘルニアの早期発見・早期治療が、これらの悲劇を未然に防ぐための最善の策となります。

ヘルニアの見分け方:他の腰痛との比較

腰痛 比較

腰痛は非常に多様な原因で引き起こされますが、その一つが「ヘルニア」です。ヘルニアが疑われる場合、いくつかの特徴的な症状が見受けられます。以下に、ヘルニアの主な症状と、それを他の腰痛と比較した特徴をご紹介します。

放散痛

ヘルニアでは、腰だけでなく、足やお尻へ痛みが放散することが多いです。特に、足の裏側や小指側に痛みが走るのはヘルニアの可能性を示します。一方、筋肉痛や関節痛など他の腰痛では、痛みは腰部に限定されることが多いです。

体位依存性の痛み

ヘルニアの痛みは、特定の体位、特に前屈みになると増大します。他の腰痛では、痛みは動きに関わらず一定であることが多いです。

神経学的な症状

ヘルニアでは、神経を圧迫するために、足に感覚異常や力が入らないなどの神経学的な症状が現れることがあります。一方、他の腰痛では、このような神経学的な症状はほとんど見られません。

ヘルニア他の腰痛
放散痛×
体位依存性の痛み
神経学的な症状×

以上のような特徴があれば、ヘルニアの可能性が高まります。ただし、これらの症状がないからといってヘルニアではないとは断定できません。症状が複数ある場合や、一部でも症状が当てはまる場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。適切な診断と治療が早期の改善に繋がります。

当院にぜひお任せください

日々の生活習慣やエクササイズすることでヘルニアの痛みの緩和や予防になります。

エクササイズや生活習慣の改善をしても症状がつらい時は、是非一度当院にご相談ください。
それぞれのお悩みに合った治療法・施術のご提案をさせて頂きます。

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