ゲームのやり過ぎ!?腱鞘炎の原因や対策方法について解説します!!

ゲームなどで手指を使い過ぎることによって起こる腱鞘炎について、改善や予防の方法をご紹介します。
腱鞘炎は、手の動きを制限し、日常生活に不便をもたらすことがありますが、正しい知識と対処法を身につければ、その痛みから解放される可能性があります。本記事では、腱鞘炎の原因や症状、予防方法などについて詳しく解説します。

肘の痛みについては、こちらの記事をお読みください。

目次

腱鞘炎の原因 ゲーム?

腱鞘炎の原因は手指の使い過ぎにあります。
手指を繰り返し使うことにより、腱鞘が炎症を起こします。特に、同じ動作を繰り返す作業やスポーツで腕や手指を頻繁に使う場合に発症しやすいです。

例えば、ゲームやスマートフォンの操作、ピアノなどの楽器演奏、釣りやスポーツなどがその代表的な例です。

また、姿勢の悪さや筋力の低下、筋肉のバランスの崩れなども腱鞘炎の原因となることがあります。
手指を過度に使い続けると、腱鞘内の腱が炎症を起こし、腱鞘と腱が摩擦することにより痛みや腫れが生じるのです。

ドケルバン病とばね指

ドケルバン病とは、手指の使用過多によって引き起こされる疾患の一つです。繰り返される同じ動作や長時間の手指の使用により、手の中にある腱鞘が炎症を起こし、痛みや腫れが生じます。

ドケルバン病の代表的な症状には、指の関節が曲がったまま固定される「ばね指」があります。ばね指は、手指の関節の腱鞘が炎症を起こし、指が曲がった状態で固まってしまう症状です。この状態では、指を伸ばすことができず、日常生活にも支障をきたすことがあります。

ドケルバン病は、適切な治療を行わないと、症状が悪化したり、再発する可能性があります。早めの診断と適切な治療が必要です。指の使い過ぎによる腱鞘炎やばね指に悩んでいる方は、専門医に相談してみることをおすすめします。

腱鞘炎になりやすい人の特徴

腱鞘炎になりやすい人には以下のような特徴があります。

● 繰り返し同じ動作をする人
● 高い力を必要とする仕事をしている人
● 関節や筋肉の弱さがある人
● 姿勢が悪い人
● ストレスが多い人

一つの動作を繰り返し行う仕事やスポーツをしている人は、同じ筋肉や腱を使い続けるため、腱鞘炎になりやすいです。また、重い物を持ち上げたり、力を入れて作業をする仕事をしている人や、関節や筋肉の弱い人、姿勢の悪い人は、手指に負担がかかりやすく、腱鞘炎のリスクが高まります。ストレスを抱えている人も、筋肉が謹直しやすくなり、腱鞘炎のリスクが高まることがあります。

腱鞘炎になりやすい人は、注意が必要です。手指の使い過ぎによる負担を軽減するためには、適度な休息やストレッチ、筋力トレーニングなどが有効です。また、姿勢や動作の改善も重要です。もし腱鞘炎の症状が現れた場合は、早めに医師の診断を受けることが大切です。

腱鞘炎の治療方法

腱鞘炎の治療としては、まず手首を休めることが重要です。過剰な手指の使用を避け、手首の負担を軽減するために、日常生活での動作の見直しや手首を安静にすることが必要です。

また、炎症を抑えるためには、冷却治療が有効です。氷や冷却パッドを使用して炎症部分を冷やすことで、腫れや痛みの緩和が期待できます。
さらに、炎症を抑えるためには非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用も考慮されます。これは炎症を抑える効果があり、腱鞘炎の症状の緩和に役立つことがあります。

また、物理療法も腱鞘炎の治療に効果的です。手首周辺の筋肉や靭帯を強化するためのエクササイズやストレッチを行うことで、手首への負荷を軽減し、症状の改善につながります。

重度の腱鞘炎の場合には、手術が必要な場合もあります。手術では、炎症を引き起こしている腱鞘を切開し、圧力を軽減することで症状を改善することができます。しかし、手首を休めることや冷却治療、物理療法などの自己ケアが効果的な場合が多いため、手術は最終手段として考えられます。

・ 手指を休める
・ 炎症部分を冷やす
・ 非ステロイド性抗炎症薬の使用
・ エクササイズやストレッチ

早期の対処や予防が重要であり、手指の使い過ぎに注意し、手首の負担を軽減することが大切です。

腱鞘炎の予防・対策

腱鞘炎を予防するには、以下のポイントに注意することが重要です。
まず、手指の使い過ぎを避けるために、適度な休憩を取ることが大切です。長時間のキーボード操作やマウスの使用など、手指を多く使う作業を行う場合には、定期的に休憩を入れて筋肉や腱を休めるようにしましょう。

また、手の使い方にも気を配る必要があります。手首を適切な角度で保ち、無理なく動かすことが重要です。手首を曲げずに直線的に動かすようにすると、腱への負担が軽減されます。

さらに、適切なストレッチや筋力トレーニングも効果的です。手指や腕の筋肉を鍛えることで、腱の負担を分散させることができます。定期的にストレッチやトレーニングを行い、手指の柔軟性や筋力を向上させることを心がけましょう。

最後に、姿勢や作業環境の改善も重要です。適切な椅子やデスクの高さを調整し、正しい姿勢で作業することで、手指への負担を軽減することができます。また、作業環境による振動や衝撃も要注意です。振動を伴う機械を使用する場合には、振動を吸収するグローブや手袋を利用するなどの対策を取りましょう。

予防には、手指の使い過ぎを避けることや適切な手の使い方、筋力トレーニング、姿勢や作業環境の改善が重要です。これらのポイントに留意することで、腱鞘炎の発症リスクを軽減することができます。

腱鞘炎の痛みを改善する対策マッサージ

腱鞘炎の痛みを改善するために、マッサージは効果的な方法です。マッサージによって、筋肉の緊張をほぐし、血流を促進することができます。

まず、痛みのある部位に温湿布を貼り、筋肉をリラックスさせます。次に、指の腹を使って、腱鞘に沿って優しく圧迫します。このマッサージは、痛みを和らげるだけでなく、炎症を軽減させる効果もあります。

また、マッサージを行う時間帯も重要です。例えば、就寝前に行うことで、体がリラックスしやすくなるため、効果的です。しかし、自己流でのマッサージは逆効果となる可能性があるため、専門家に相談することをおすすめします。

手指の痛みでお悩みの方は当院にご相談ください

整体は、腱鞘炎の改善に効果的な治療法の一つです。
整体では、炎症を鎮めるためにマッサージやストレッチを行います。また、関節のバランスを整える施術も行われます。これにより、炎症を起こしている部位に適切な刺激を与え、血液循環を促進させる効果があります。
整体によって、腱鞘炎の症状が改善されるだけでなく、再発予防にも繋がります。ただし、症状の程度や個人の体質によって効果には個人差がありますので、専門家の指導のもと適切な治療を受けることが重要です。

一回価格:6,600円(税込価格)

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