「ひとりでできる」ゴルフ肘の自己診断・見分け方! その肘の痛み大丈夫?
ゴルフ肘 あなたは大丈夫?
ゴルフ肘の原因
ゴルフ肘は、手や肘に過度なストレスが繰り返し加わることで発症します。
ゴルフのスイングによって肘の内側の筋肉や腱に特異的なストレスがかかり、その結果、内側上顆炎と呼ばれる状態になります。
しかしながら、ゴルフだけが原因ではありません。長時間のキーボード使用やガーデニング、運搬作業などもゴルフ肘を引き起こす可能性があります。
ゴルフ肘の症状
ゴルフ肘の主な症状は以下のようなものがあります。
- 肘の内側や前腕に痛みが生じる
- 握力の低下
- 手首の動きに痛みが伴う
これらの症状は徐々に現れ、進行すると痛みは慢性化します。特に、手を握ったり、手首を曲げたり、重い物を持ったときに痛みが感じられることが多いです。
ゴルフ肘の自己診断法: 家でできる簡単なテスト
自己診断の重要性
自己診断は、自身の身体の状態を理解し、必要に応じて専門的な医療助言を求めるための初歩的な手段です。具体的には、ゴルフ肘の可能性を早期にキャッチし、適切な治療につなげることができます。
それではゴルフ肘を診断するテストを紹介します!!
あなたは大丈夫か判断してみてください。
手の握力テスト診断
まず、手を握ってみてください。ゴルフ肘の症状は、握力の減少によく現れます。痛みがあるか、力が弱いと感じる場合は、ゴルフ肘の可能性があります。
肘の曲げ伸ばしテスト診断
次に、肘をゆっくりと曲げ伸ばししてみてください。この動作中に内側の肘で痛みを感じる場合も、ゴルフ肘の可能性が考えられます。
手首の抵抗テスト診断
さらに、手首を上下に動かす際に抵抗を感じるか試してみてください。特に手首を下に曲げる動作(拳を握った状態で手首を下に向ける)で痛みが出る場合、これもゴルフ肘の兆候と言えます。
ゴルフ肘と他の肘関節疾患の見分け方
ゴルフ肘とテニス肘の見分け方
ゴルフ肘とテニス肘は、共にスポーツによる肘のオーバーユースにより発症することが多いですが、発症部位と痛みの位置が異なります。
ゴルフ肘は肘の内側、一方テニス肘は肘の外側に痛みを生じます。また、ゴルフ肘は握力の低下や手首を下に曲げる際の痛み、テニス肘は手首を上に曲げる際の痛みが特徴です。
ゴルフ肘と関節炎の見分け方
関節炎は、通常、肘の全体的な動きに痛みを伴います。また、関節炎は痛みだけでなく、関節の腫れや硬直、関節周囲の皮膚の赤みなどの症状が現れます。
ゴルフ肘との主な違いは、特定の動作や力を加えた時だけではなく、一般的な動作でも痛みが生じる点です。
ゴルフ肘と神経痛の見分け方
ゴルフ肘と神経痛は両方とも痛みを引き起こしますが、神経痛の症状はしばしば手や指まで広がります。
これはゴルフ肘の症状とは異なり、主に肘の内側に集中しています。
肘の疾患の見分け方: 一覧表
疾患 | 痛みの位置 | 典型的な症状 | 特筆すべき違い |
---|---|---|---|
ゴルフ肘 | 肘の内側 | 握力の低下、手首を下に曲げる際の痛み | 特定の動作時に痛みが集中 |
テニス肘 | 肘の外側 | 手首を上に曲げる際の痛み | 特定の動作時に痛みが集中 |
関節炎 | 全体的 | 全体的な痛み、腫れ、硬直 | 一般的な動作でも痛みが生じる |
神経痛 | 手や指などに広がる | 痛みが手や指に広がる | 痛みが手や指まで広がる |
あなたは見分けられたでしょうか!?
当院にぜひお任せください
ゴルフ肘と他の肘の疾患は似ているようで異なる特徴があります。
自身の症状を正確に理解し、必要なら専門家に相談することが重要です。
ここでの情報は参考の一部に過ぎず、自己診断や自己治療の代替とはなりません。長期的な痛みや不快感がある場合は、必ず専門家に相談してください。
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