痛いテニス肘の自宅治療法:痛みを和らげるためのエクササイズとストレッチ

この記事ではエクササイズについて紹介します。

テニス肘について詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。

目次

テニス肘:ストレッチの重要性と効果

テニス肘 ストレッチ

ストレッチの重要性

テニス肘の痛みや不快感は、腕の筋肉や腱の炎症によって引き起こされます。このような症状を緩和し、回復を促すために、ストレッチは非常に重要です。

ストレッチの重要な効果は次のとおりです:

1. 筋肉の柔軟性向上
テニス肘の痛みを引き起こす原因となる筋肉や腱の緊張を緩和し、柔軟性を高めることができます。

2. 血液循環の促進
ストレッチは筋肉や組織への血液循環を促進します。血液の循環が良くなることで、酸素や栄養素が組織に適切に供給され、炎症の軽減や修復プロセスの促進に役立ちます。

3. 運動範囲の向上
定期的なストレッチは関節の可動域を向上させます。
テニス肘によって制限された運動範囲を回復させることで、日常生活やスポーツ活動でのパフォーマンスを改善できます。

4. 筋力バランスの調整
テニス肘は一部の筋肉や腱の過剰な使用によって引き起こされることがあります。ストレッチは筋力バランスを整え、筋肉の負担を均等に分散させる助けとなります。

5. 精神的リラックス
ストレッチは身体だけでなく、心にも良い影響を与えます。ストレッチを行うことで緊張がほぐれ、ストレスの軽減やリラックス効果が得られます。

以上のような効果から、テニス肘の自宅治療において、ストレッチは欠かせない要素となります。

ただし、正しいストレッチ方法や適度な負荷に注意しながら行うことが重要です。

自宅で行えるテニス肘のエクササイズ

エクササイズ テニス肘

テニス肘を改善するための自宅エクササイズ

テニス肘の痛みや不快感を軽減し、回復を促すためには、自宅で簡単に行えるエクササイズがあります。以下にいくつかの効果的なエクササイズを紹介します。

1. 手首の強化運動
手首をグリップ強化器やゴムバンドで軽く抵抗をかけながら曲げ伸ばしする運動を行います。これにより手首の筋力を強化し、テニス肘の症状を緩和します。

2. 前腕のゴルフボールマッサージ
ゴルフボールを手の平に乗せ、テーブルの上で前腕をゴルフボールを転がすように動かします。これにより前腕の筋肉や腱の緊張をほぐし、血液循環を促進させます。

3. ストレッチ
ストレッチと言っても色々ありますよね。
そこで次のセクションで5つのストレッチを紹介するので参考にしてみてください。

これらのエクササイズは、テニス肘の痛みを和らげるために効果的です。ただし、無理な負荷や痛みを伴う場合は中止し、痛みの程度に応じて調整しましょう。

痛いテニス肘に効果的なストレッチ方法

ストレッチ テニス肘

適切なストレッチ方法の選択

テニス肘を緩和するためには、適切なストレッチ方法を選択することが重要です。以下に、効果的なストレッチ方法をいくつか紹介します。

前腕伸展ストレッチ

前腕の筋肉をストレッチすることで、テニス肘の痛みを軽減できます。手のひらを上に向け、もう一方の手で指先を引っ張るようにして伸ばします。このストレッチを15〜30秒間保持し、両腕で交互に行いましょう。

上腕三頭筋ストレッチ

上腕の筋肉を伸ばすことで、テニス肘の痛みを和らげることができます。片手を背中側に回し、もう一方の手で肘を押しながら引っ張ります。このストレッチを15〜30秒間保持し、両腕で交互に行いましょう。

手首の伸展ストレッチ

手首の柔軟性を向上させることで、テニス肘の痛みを緩和できます。片手を反対の手で掴み、手首を上下にゆっくりと動かします。このストレッチを15〜30秒間行い、両手で交互に行いましょう。

首と肩のストレッチ

テニス肘は首や肩の筋肉の緊張からも引き起こされることがあります。首を優しく左右に傾けたり、肩を前後に回したりするストレッチを行いましょう。このストレッチを15〜30秒間保持し、痛みのある方向には無理をせずに行いましょう。

適度な負荷と頻度の調整
ストレッチを行う際は、適度な負荷と頻度を守ることが重要です。無理なストレッチや過度な負荷は逆効果となる可能性がありますので、自身の体調や痛みの状況に合わせて調整しましょう。

これらのストレッチ方法は、テニス肘の痛みを軽減する助けとなりますが、正しい姿勢と注意深い実施が必要です。

医師や専門家の指導を受けることをおすすめします。

テニス肘:やってはいけないこと、日常で気をつけること

テニス肘 注意点

テニス肘の回復において避けるべき行動と注意事項

テニス肘の回復を促すためには、日常生活で特定の行動や習慣に気をつけることが重要です。以下に、テニス肘の回復を妨げる可能性のあることや注意すべきポイントを紹介します。

1. 過度な負荷や無理な動作

テニス肘の痛みが和らぎ回復の兆しが見えてきた場合でも、急に過度な負荷や無理な動作を行うことは避けましょう。

2. 長時間の同じ姿勢や繰り返し作業

長時間同じ姿勢を続けたり、繰り返し同じ動作を行ったりすることもテニス肘の痛みを悪化させる要因となります。
例えば、デスクワークでの長時間のキーボード操作やマウスの使用、または単調な作業やスポーツの繰り返し動作などが該当します。

このような長時間の同じ姿勢って、知らず知らずのうちにやってしまいますよね!!

3. 不適切なストレッチや運動

ストレッチや運動はテニス肘の回復に効果的ですが、不適切な方法で行うと逆効果になることもあります。
例えば、強い負荷をかけるストレッチや無理な運動は症状を悪化させることがあります。

4. 適切な休息とリカバリーの欠如

テニス肘の回復には十分な休息とリカバリーが必要です。適切な睡眠、栄養の摂取、ストレス管理など、全体的な健康状態を整えることが重要です。

これらのポイントに留意することで、テニス肘の回復を助けることができます。しかし、個々の症状や状態は異なるため、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

当院にぜひお任せください

日々の生活習慣やエクササイズすることでテニス肘の痛みの緩和や予防になります!

エクササイズや生活習慣の改善をしても症状がつらい時は、是非一度当院にご相談ください。それぞれのお悩みに合った治療法・施術のご提案をさせて頂きます。

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