格ゲー愛好家必見!腱鞘炎を治す方法と対策について

みなさんは格闘技ゲーム、通称「格ゲー」やっていますか?

今、巷では格ゲーが空前の大ブームとなっています。

2023年6月に「ストリートファイター6」が発売されたのも皆さんの記憶に新しいかと思います。

そんな格ゲーですが、

格ゲー愛好家の方の中には、やりすぎて腱鞘炎になってしまったという方が多く存在しています。

では、なぜ格ゲーをやっていて腱鞘炎になってしまうのでしょうか

今回の記事では、

  • 格ゲーをするとなぜ腱鞘炎になってしまうのか
  • 格ゲーによる腱鞘炎を治す方法
  • 格ゲーによる腱鞘炎の予防法

こちらの3点について詳しく見ていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧になってみてください。

目次

腱鞘炎とは

まずは、腱鞘炎とはいったい何なのか。

そこから迫っていきたいと思います。

腱鞘」とは、骨と筋肉をつないでいる腱を包み、

腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする組織のことを指します。

腱鞘炎とは、この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす病気のことを指します。

腱鞘炎には「ばね指」「ドケルバン病」の2種類が存在しています。

ばね指

腱鞘炎が進行すると、指が”カクン”とはねるばね指という症状が起こる場合があります。腱鞘が厚くなったり硬くなったりすると、腱の通りが悪くなってしまったり、こすれたりしてしまいます。その結果、腱の一部に炎症が生じて腫れてしまいます。すると、腫れた腱の部分が腱鞘に引っかかり、指がスムーズに曲げ伸ばしできなくなるのです。さらに、指を動かす際に強い力を加えた時、腱の腫れた部分が”カクン”とはねるように腱鞘を通過してばね指が起こります。

ドケルバン病

腱鞘は指だけでなく手首の親指側にもあり、ここで起こる腱鞘炎をドケルバン病といいます。ドケルバン病の症状は、手首の「痛み」や「腫れ」です。特に親指を広げたり、反らしたり、動かしたりすると、強い痛みがでるのが特徴的です。

格ゲーなどをやっていて一般的に生じるのは、後者のドケルバン病の方となります。

格ゲーをプレイする方の多くは手首や指をよく使い、ボタン連打やスティック操作をします。

その結果、指や手首を知らぬ間に酷使してしまい、腱鞘炎が起こりやすい状態になってしまっているのです。

腱鞘炎チェック方法

ここまで読んで、

「私も、もしかしたら、、、」

「自分、心当たりある、、。」

と思った方も少なくはないかもしれません。

そんな方へ、朗報です。
実は、腱鞘炎かどうかをチェックすることができる「ファンケルシュタインテスト」という方法があります。

心配と思った方はこの方法を1回やってみてください。

やり方はとても簡単です。

  1. ご自分の手を前に出します。
  2. 親指を内側にしてその親指を包み込むように手を握ります。
  3. その形のまま、小指側に傾けます。

この際に親指の付け根や、手首に痛みを感じるのであれば、ドケルバン病の可能性が非常に高いです。

格ゲーで生じる腱鞘炎を治す方法

さて、ここからは格ゲーで生じる腱鞘炎を治す方法へと入っていきます。

腱鞘炎の治し方は、主に3つあります。

  • 安静にする
  • 薬などの投与
  • 注射・手術

1つづつみていきましょう。

安静にする

まず1番は安静にすることです。

とにかく、格ゲーは当分の間、お休みしましょう。

腱鞘炎の多くは手や指の使いすぎが原因のため、その最大の治療法は当然、患部である手や指を動かさないようにする「安静」が基本となってきます。
とはいえ、手や指を動かさずに生活することは困難を極めます。

しかも腱鞘炎は、よく動かすきき手側に起こることが多いため、どうしても日常の動作に不便が生じてしまいます。

なので極力手や指を使わないように、自分のできる範囲で最小限に抑えましょう。

薬などの投与

2つ目は、薬などの投与です。

薬物療法は、外用鎮痛消炎薬であるローション剤やクリーム剤、湿布剤やテープ剤、

また、内服薬の「痛み止め」などが有効です。

ただし、痛みが軽減したからといって、患部を再び酷使しては再発する可能性があるので注意しましょう。

注射・手術

今まで紹介した「安静」や「薬」を用いても痛みが引かない、痛みが強い場合は、

炎症が生じている腱鞘の中に直接ステロイド剤を注射する治療が有効です。

こうした処置では、注射から2〜3週間以内に症状が改善していき

その効果は3か月から半年ほど持続することが多いようです。

かなり痛い症状の方は、最悪の場合手術となってしまう可能性もあります。

格ゲーで生じる腱鞘炎の対策方法

ここまで、腱鞘炎になる原因から対策方法まで見てきました。

さて、ここからは格ゲーで生じる腱鞘炎の対策方法を3つご紹介していきたいと思います。

  • ストレッチ
  • サポーター装着
  • ゲーム時間の改善

ストレッチ

腱鞘炎による関節が固まるのを防ぐため、腱につながる筋肉をほぐすストレッチが大切です。

ここでは、自宅でも簡単にできるストレッチの方法をご紹介します。

  1. 右肘を伸ばし、腕を上げ、手のひらを上にした状態から指先を下に向けます。
  2. 右手のひらに、左手を添え、手前に引きます。
  3. 小指を手前に捻るように引きます。また、親指側も同様に行います。
  4. 最後は捻りを加えずに正面に戻して、30秒ほどキープします。
  5. 反対の手も同様に行います。

ただし、炎症が強い時期のストレッチは症状を悪化させる恐れがあります。

無理をせず、自分のできる範囲で行ってみてください。

サポーター装着

安静にしようと思っても、指や手首は格ゲーなどのゲームをする上では動かさなければいけない部分かと思います。

そんな時に活躍するのがサポーターです。

指や手首の関節を覆うようなサポーターは、関節を固定し、動かす際にかかる負担を軽減します。

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ゲーム時間の改善

ゲームを何時間もすることは、腱鞘炎の起こってしまう可能性と比例します。

ゲーム機やパソコンを長時間使用しないなどといった、腱鞘炎の原因となるような生活習慣を改めることが大切です。

症状のある場合は安静が必要なので、特に意識して指や手首に負担がかかる動作をしないようにしてください。

時には格ゲーの休憩も視野に入れてみましょう!

まとめ

今回は、腱鞘炎とはどのような病気なのか、腱鞘炎のチェック方法、格ゲーで生じる腱鞘炎を治す方法、格ゲーで生じる腱鞘炎の対策方法などについてみてきました。

腱鞘炎は、治療開始のタイミングが遅れれば遅れるほど、完治までに時間がかかることが知られています。

また、放置すると痛みの範囲が広がり、手首だけでなく親指そのものや前腕にも痛みが生じるようになります。

なので、早め早めの行動が重要になってきます。

少しでも「痛いな」と思ったり、「違和感があるな」と思った際には、

一度、腱鞘炎かどうかのチェック法を試してみてください。

チェック法を試してみて、痛いとなった方は

ぜひ対処法や予防法などを読んで対処をお願いします。

今回の記事はこれで以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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是非この機会にあなたの体を調整しましょう!!

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